子供用インソール卒業『DSISソルボサッカー』ジュニア用と成人用を比較(かかとの痛み軽減)

中学サッカー

先日、中1のお兄ちゃんから「練習用のスパイクがキツイ・・・」ということで。

2度目となる『モナルシーダ ネオ 3 プロ/MONARCIDA NEO Ⅲ PRO』を購入しました。足馴染みも良く、値段も手頃でトレーニングにはピッタリのスパイクなんですよね。

購入したサイズは、なんと『25.5cm』。母を越え、父に迫る勢い。

日々、いろんなところで子どもの成長を感じております。

さて、我が家は足の負担を減らすため、スパイクの購入と同時に必ず購入しているものがあります。それは、『DSISソルボサッカージュニア』というインソールです。

成長期に起こる『かかとの痛み』を和らげてくれるため、およそ3年半、愛用し続けています。

しかし・・・

『25.5㎝』は、サイズ展開されておらず、ついに成人用『DSISソルボサッカー』を購入することに。

SORBO(ソルボ) DSISソルボサッカージュニアのサイズ展開
  • 『Sサイズ』 :19.0cm ~ 20.0cm
  • 『Mサイズ』 :20.5cm ~ 21.5cm
  • 『Lサイズ』 :22.0cm ~ 23.0cm
  • 『2Lサイズ』:23.5cm ~ 24.5cm

ジュニア用の『DSISソルボサッカー』のサイズ展開が、2Lサイズの『24.5cm』までなのに対し、成人用の『DSISソルボサッカー』のサイズ展開は以下の通り。ジュニア用と重なる『24.5cm』以下のサイズも展開されています。足の小さい方や、女性向けでしょうか。

SORBO(ソルボ) DSISソルボサッカーのサイズ展開
  • 『2Sサイズ』:22.5cm ~ 24.0cm
  • 『Sサイズ』 :24.5cm ~ 25.5cm
  • 『Mサイズ』 :26.0cm ~ 27.0cm
  • 『Lサイズ』 :27.5cm ~ 29.0cm

今回は、成人用の『DSISソルボサッカー』を開封し、ジュニア用と比較、お兄ちゃんがしばらく使って感じたことを記載していきます。

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初購入!成人用『DSISソルボサッカー』

これまでのパッケージデザインとはうって変わり、哀愁漂う、3人の大人のサッカーシーンが描かれています。値段は数百円ほど高くなっています。

表面のカラーは、グレーに変更。

構造はジュニア用と同じで、人工筋肉『ソルボセイン』が使用され、『3つのアーチ』で正しい体重移動を促す設計になっています。

ちなみに、人工筋肉『ソルボセイン』とは、下写真の白い部分の特別な『衝撃吸収素材』のこと。

人間の筋肉は、衝撃に対して素早く変形し、ゆっくり復元して衝撃を吸収するのですが、『ソルボセイン』は、その特性を持ち合わせた素材なんです。なんと、『ソルボセイン』で電球を挟み、ハンマーでたたいても割れないんだそうです。ちなみに『ソルボセイン』は、製造元の三進興産株式会社の登録商品。他社の商品で使われていない、唯一の素材です。

そんな特別な素材が、インソールの裏側、2/3ほどに張り付けられています。

『DSISソルボサッカー』は、『ソルボセイン』を含む4層から成り立ち、スパイクに標準装備されているインソールと比べて、圧倒的にクッション性があります。

また、足のそれぞれの部分で正しい体重移動を促す形状になっており、力が発揮しやすかったり、衝撃が分散・吸収されることを突き詰めています。

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『ジュニア用』と『成人用』の違い

パッケージや色は全く違いますが、同じ『DSISソルボサッカー』の商品です。

見た目もほとんど同じで変わりはありません。

しかし、『メーカーが、使ってほしいと求めるユーザー』や、『インソールの作り』が少し変わっているんです。

まずは、『メーカーが、使ってほしいと求めるユーザー』の変化から。

以下に、それぞれが求めるユーザーを記載しています。黒文字は同じ内容、色がついているモノがそれぞれ独自に求めているユーザーです。

ジュニア用求めるユーザー
  • 足裏のトラブルや疲れに
  • 靴内で足がずれやすい
  • プレー中に体のバランスがくずれやすい
  • 成長期のサッカープレーヤーに

『靴内で足がずれやすい』方をターゲットに、使用を勧めています。スパイク内で足が滑ってしまっては、サッカーに集中できないですよね。ジュニア用は、よりサッカーが楽しめるように重点を置ているものだと考えられます。

成人用求めるユーザー
  • シューズと足との一体感に不満がある
  • 足やヒザにトラブルを抱えている
  • プレー中に体のバランスがくずれやすい
  • 足裏のトラブルや疲れに
  • 成長期のサッカープレーヤーに

『シューズと足との一体感に不満がある』、『足やヒザにトラブルを抱えている』方をターゲットに、使用を勧めています。よりプレーの質を高めること、また、ケガへの対策などにより重点を置いたものに変わっています。

その上で、『インソールの作り』にも変化があります。

下の写真、共に分厚い方が成人用です。

パッケージに記載されている赤い〇で囲っている部分に注目すると、『かかと接地の衝撃吸収を高める』と書かれているジュニア用の後足部に対し、成人用は『外側への動きを抑えて推進力を強化する』と書かれています。

つまり、『衝撃吸収』から『推進力』へ。

この文面からも、成人用は『楽しむサッカー』ではなく『クオリティーを求めるサッカー』を求める人向けに作られているのが分かります。

さらに成人用では、黄色い〇で記されているように『内・外側アーチの保持力をアップしブレを抑える。足の安定性が向上』と記載されています。強度を確認するため、地面につけて折り曲げてみると、成人用の方が硬さがあって、より丈夫さが感じられようになっており、形状の保持力がアップしているのが伝わります。

『ソルボセイン』の形の変化も、より安定感を求めている形状なのでしょうか。

『22.5㎝から24.5㎝』は、ジュニア用と成人用でサイズが重複しているため、目的に応じて使い分けをすると良いかもしれません。我が家では、小学生のうちはジュニア用でいいのかなと考えています。

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運動に合わせた『DSISソルボ』

実は、成人用の『DSISソルボ』には、スポーツ毎にカテゴリー分けされてたものが販売されています。

バスケットやランニング、ウォーキングに至っては男女ごとに販売されています。

スポーツ全般には、『ソルボアスリート』。成長痛に悩んでいる中学生の運動靴などにも。

中2がしばらく使ってみた

ひと月ほど使ったお兄ちゃんに使用感を聞いてみると。

お兄ちゃん(中2)
お兄ちゃん(中2)

ジュニア用より、クッション性が高い!ホールド感がある!

というのも、フワフワというクッション性ではなく、コシのような硬さはありつつも、柔らかみを感じるクッション性。足はずれないというか、きっちりと足を置く場所が決まっている感じ(ホールド感)があって、とても履き心地が良いそうです。

使用後は、インソールを取り出して陰干ししているのですが、より型崩れがしにくく、しっかりとした作りになっているのを感じます。

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