毎日のように、ジュニアサッカーにいそしむ小5のお兄ちゃん。
数か月前から、練習から帰ると「かかとが痛い」と言うようになりました。
初めのうちは我慢できる程度だったり、次の日には治ったりしていたのですが、ある日の試合の直後、どうしても痛くて走れないという事で、残りの試合を欠席。翌日病院に連れていくと『シーバー病』だと診断されました。
病院の先生からは、どうしても痛い時は、休む以外にないと。あとは上手く付き合っていくしかないんだそうです。
そこで、少しでも痛みをやわらげてサッカーが続けられるよう、サッカーのコーチなどに教えてもらった2つのアイテムをゲット。
しばらく使ってみてとてもいい感じなので、使用感や、我が家なりの使い分けを記載していきます。我が家のお兄ちゃんと同じように『シーバー病』や『成長痛』で苦しむキッズの参考になれば幸いです。
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かかとが痛い!『シーバー病』とは
正しくは『踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)』。別名で『シーバー病』や『セーバー病』と呼ばれているそうです。
『シーバー病』がどういうものなのか。
サッカー少年である我が家のお兄ちゃん(小5)のケースで『シーバー病』を紐解いていきます。
試合に出られないほど痛くなった次の日、整形外科で診断していただきました。
レントゲン撮影の結果、かかとは傷一つなくとてもきれいだと。
それならなんで痛いの?
その原因は、かかとそのものではなく、ふくらはぎの筋肉にあるんだそうです。ふくらはぎの筋肉はアキレス腱につながっており、アキレス腱はかかとの骨とくっついています。サッカーのように走り回ったり、ボールを蹴ったりする事で、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり、アキレス腱が骨を強く引っ張る事で、かかとに痛み起きるんだそうです。
成長期の子供は、骨の強度が弱いため、この時期に負担が多くかかると痛みを発症してしまう模様。ちなみにお兄ちゃんは『サイドハーフ』というポジションで、サッカーコートを上下に走りまくる役割なので尚更なのかも・・・。
ちなみに自然に治るそうで、成長してかかとの軟骨部分の骨が、しっかりとでき上がると発症しなくなるそうです。心配し過ぎる必要はないそうですが、あまりに痛がる場合は、もう一度病院に来るように言われました。
『シーバー病』の特徴
シーバー病は『サッカー』や『野球』をしている10歳から15歳の成長期の子供に多いそう。かかとを押すと痛く、普段の生活でもかかとをかばうため、自然とつま先歩きになってしまうそうです。
『シーバー病』は運動が原因で起きる痛みなので、正式には『成長痛』とは異なるようです。『シーバー病』は、しっかりとケアしてあげる事が大切なんですって。
痛みを和らげるためには
ちなみに、痛みを和らげる方法も伺ったので記載しておきます。
子供と一緒にしばらく続けていると、だいぶ痛みが減ったと言い出す事も。我が家のお兄ちゃんには、そこそこ効果があるようです。まずは家庭で気軽にお試しあれ!
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かかと痛みをやわらげる!2つのアイテムを紹介
サッカーはもちろん、時折普段の生活でも痛みが生じるお兄ちゃん。
そこで、サッカーのコーチやネットの口コミなどを参考に、2つのアイテムを購入しました。
開封したものがこちら!左から『サポーター』と『インソール』です。
我が家では、サポーターは『普段の生活用』。インソールは『サッカー用』に購入してみました。
さっそく細かく見ていきます。
手軽に『履き替えられる』ジュニアサポーター
サポーターは安心のミズノ製をチョイス!
MIZUNO(ミズノ)バイオギアサポーター(かかと用)
黒色でシンプルなので、普段使いでもあまり目立ちません。
両足用に1足ずつ入っていて、外側にミズノのマークがくるようになっています。
かかとの痛み用に作られたジュニア用のサポーターで、サイズはフリーサイズのワンサイズのみ。足のサイズの目安は『19cm~23cm』です。
お兄ちゃんは現在、アシックスのサッカースパイク『21.0cm』で履いていますが、このサポーターは、緩くもなくきつくもなく、ちょうど良い感じで履けているそうです。
このように、靴下の上から履くのが正しい履き方です。
このバイオギアサポーターの特徴は、かかとをグッと持ち上げることにより、アキレス腱の張力を抑え、かかとへの負担を軽減することができるという事。
赤枠の部分の『サイドパッド』が、かかとの内外を圧迫してかかとを持ち上げ、青枠部分の『ボトムパッド』が、かかとの裏に沿うように、かかとを持ち上げるそうです。
裏返してみるとこんな感じ。
『サイドパッド』と『ボトムパッド』の生地が2重になっていて、かかとに圧力を加えます。
生地自体はとてもしっかりしていて、激しい動きにも対応できるサポート力と動きやすさを両立しています。普通に洗濯する事も可能です。
また、お兄ちゃん曰く、痛みがやわらぐ感じを受けつつも、動きづらさはなく、何かをつけている感は、それほど気にならないそうです。
お兄ちゃんが通う小学校では、上履きと下履きを使い分けるため、それぞれにインソールを購入するのは難しいと判断し、サポーターを履いて学校生活や普段の生活を送っています。
とても手軽に使えて、脱ぎ履きも簡単です。
ひとスパイクに一つ!サッカー用『ジュニアインソール』
こちらが購入したもう一つアイテム。『ジュニア用のインソール』です。
SORBO(ソルボ) DSISソルボサッカージュニア
裏側はこんな感じ。
白い部分が衝撃吸収素材『ソルボセイン』。人間の筋肉は、衝撃に対して素早く変形し、ゆっくり復元して衝撃を吸収するそうなのですが、『ソルボセイン』は、まさに筋肉の特性を持った、特殊な衝撃吸収素材なんだそうです。
さらに『足の外側』や『土ふまず側』、『かかとの部分』がアーチ型になっており、指全体に力が込められる設計で、しっかりとした蹴り出しができるそうです。
手に取って感じるのは、足を守るための厚みや形状など、標準のスパイクのインソールに比べると全く異なるクオリティです。また、重さも60グラムととても軽く、スパイクに入れて気になる重さではありません。
ちなみに我が家が購入したのは『Mサイズ』で『20.5cm~21.5cm』のスパイクに対応しています。
微妙な大きさ違いは、はさみで切る事で調整可能です。
さっそく購入したばかりのアシックススパイク(21.5cm)に装着してみます。
まずは、標準のインソールを取り出します。
比較してみると、形状や厚みが全く違うのがよく分かります。
取り付けは簡単で、ただインソールを中に入れるだけ。今回はサイズがピッタリだったので、はさみで切る事はありませんでした。
頻繁にインソールを出し入れすると『ソルボセイン』の部分が剥がれたりしそうなので、我が家はひとスパイクに一つずつ購入。
手軽さはサポーターの方に分がありますが、お兄ちゃん曰く、インソールの方が痛みに対して効き目があるとの事。使い始めて2カ月ほど経ちますが、我が家のお兄ちゃんは、かなり痛みが軽減されていると実感しています。2つのアイテムを使い始めて、かかとの痛みでサッカーを休む事もなくなりました。
合う合わないがあるのかもしれませんが、かかとに痛みがあるサッカー少年は、一度試してみてもそんはない金額です。悩んでいるなら試してみる価値はありますよ!!
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