ジュニアサッカーでよく消耗するモノはなんですか?
そう、「スパイク」や「ソックス」など、足回り品が思い浮かびますよね?
特に「ソックス」は、見た目は綺麗なのに、ちょろっと穴が開いて買い替えに・・・。
なんてことありませんか?
この靴下、ゴミ箱に直行してはいけません!!
リメイクして、あるアイテムと合わせれば、まだまだ使うことができるんです。
合わせるあるアイテムというのがこちら。『TABIO(タビオ)』の5本指ソックス。
Jリーグはもちろん、プロ選手の多くが愛用しているソックスです。
今回は『TABIO』の5本指ソックスのレビューと、穴あきソックスのリメイク方法を記載していきます。
『TABIO(タビオ)』5本指ソックスとは
フットボール用の5本指ソックスといえば『TABIO(タビオ)』実は、それくらい有名なメーカーです。
2015年からJリーグのチームから要望を受けて開発に着手し、1年ほどのモニタリング経て販売へとこぎ着けたそうです。今ではなんと25チーム、300名以上のJリーガーが着用しているんですって。
すごい実績と信頼です。
『TABIO』5本指ソックスの魅力を簡単にまとめると以下の3つ。この3つにトコトンこだわりぬいたソックスです。
足の指、一本一本に対して包み込むような立体的な作りになっており、指先まで丁寧にフィット。
横から見ると、足の指部分が立体的に作り込まれているのがよくわかります。
さらに、足の甲の部分は、伸縮性のある編み方で作られており、甲から土踏まずにかけてピッタリと、まとわりつくようなフィット感です。この編み方は、土踏まずをぐっと持ち上げる事も担っており、疲れ軽減のサポートもしてくれます。
ピッタリとフィットするため、靴下の中で足が滑る心配がありません。
ちなみに、下の写真の足は小4の弟くん。5本指ソックスのサイズは『XS』で、普段のスパイクはアシックスの『DS Lite』で、21.5㎝を履いています。
また、一般的なサッカー用のソックスに比べると生地は薄めで、かなり素足に近い感覚が得られます。通気性も高く蒸れもかなり抑えられるのが特徴です。
特殊な編み方で、摩耗性にめっぽう強い。同じクラブに長らく愛用している子供がいますが、破れや穴あきはなく、1年ほど使ってサイズアウトまで使用できたそうです。公式には、一般的なサッカーソックスと比べて、およそ2.5倍の耐久性があるとも記載されています。
どちらかというと、足裏の滑り止めであるシリコンラバーが薄くなるそうです。
足裏にある、柔らかくてグリップ力の高いシリコンラバーにより、スパイクの中で足がずれることがありません。
ドリブルの切り返しやシュートなど、衝撃の強い動きの際にも、ズレがほとんど起こらないそうです。まさに、スパイクと足が一体になった感覚を味わうことができます。
さらに、指先までしっかりと動かせるので、指一本一本にまで力を籠めることができます。
インターネットやYoutubeで調べると、有名クラブチームのコーチなども、小学生のうちから5本指ソックスを使うのが良いと推奨しています。我が家は小6のお兄ちゃんと、小4の弟くん。
お兄ちゃんには少し遅かったかもしれませんが、全然違うと言って喜んで履いています。
サイズは4種類、カラーは12色展開されています。きっとチームに合ったカラーが見つかるはず!
穴あきソックスのリメイク
続いて、穴あきソックスのリメイク法について。
まずは、穴が開いてしまったソックスを用意します。
カットする部分ですが、使う部分がまっすぐで、なるべく長くとれる位置でカットします。『TABIO』5本指ソックスと重なる部分が必要なので、なるべくかかと寄りでカットすると良いです。
このソックスでは、くるぶしの絞られた部分までまっすぐなので、その部分でカットしました。
長い分には、膝のところで折り返せばいいので、できるだけ長くとりましょう。
こちらは廃棄です。
このまま使用すると切り口からほつれてしまうため、ライターを使って生地を溶かして固めます。ソックスに手を突っ込んでやると安定してやりやすいです。
チャッカマンを使えば簡単にできます。動画撮影してみました。
切り口を焼くとこんな感じ。直接肌に触れるとチクチクする事がありますが、『TABIO』の上にかぶさるため、問題ありません。
ちなみに、このように足先の部分がないソックスの事を『カーフソックス』と呼び、『TABIO』でも商品展開されています。
我が家には穴あきソックスが大量にあるため、こちらの購入は控えました。
『TABIO』×『リメイクソックス』しばらく使ってみた
まずは履き方から。
最初に『TABIO』5本指ソックスを履きます。
普通に履くと、スネの1/3くらいまで来ます。
続いて、リメイクソックス。
5本指ソックスの上から履いていきます。
左の写真は上げすぎ、右の写真がちょうどいいくらいでしょうか。
ここに『TABIO』で別売りされている『ノンスリップバンド』を付けていきます。
シリコンラバーが見える方が内側です。
切り口の部分をグリップ力の高いシリコンラバーで止めるため、ソックスのズレがなくなります。
『切り口の部分を隠す』&『ソックスのズレを防止』のために付けます。レガース止めを履かない子供は、下からレガースが出てきてしまうため、付けた方がいいです。
まずは、シリコンラバーを見えるようにした状態で、切り口部分まで履きます。
切り口部分で折り返せば完成です。
レガースを履くとこんな感じ。
我が家の子供たちは、普通のソックスを履きたがらなくなってしまいました・・・。
ここで、しばらく使ってみた『デメリット』を記載します。
普通のソックスに比べて、履くのに時間がかかります。我が家の子供は手先が不器用なので、5倍くらいかかるでしょうか(笑)
靴下を3枚分履くようなものなので、そりゃあ時間がかかりますよね。
普段の練習は行き帰りだけなので問題ないですが、宿泊を伴う合宿や遠征では、保管や持ち運びに難ありです。ソックス1セットにパーツが6つですから。合宿などに持っていくのは、しっかりと管理ができる年齢になってからの方がいいかもしれません。
ただし、使用感は魅力満点で、指が独立して動くのでより地面をしっかり掴み、運動性を高めている印象を受けます。足裏感覚が高まるので、発育にも良さそうです。
興味のある方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
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