先日、家族会議が開かれました。
我が家の庭に植えている『シマトネリコ』が巨大化し、お隣さん宅に若干名侵入。『迷惑をかけているのでは!?』という議題。
そこで「枝切りハサミを買おう!」という話になったのですが、我が家に植えているのは、このシマトネリコとオリーブの2本だけ。
年に何回使うか分からない『枝を切るためだけの物』を買うべきなのか!?
せっかくなら『家庭』も『遊び(キャンプなど)』も活躍できる、ワクワクするものを買おう!そこで、値段は少し高かったものの、こちらを購入!おしゃれなケースに入って届きました。
コニファーコーン【conifer cone】バタフライソー (定価は税別4,500円 我が家はフリマサイトで5,450円で購入しました)
組み立て式の『小さなノコギリ』です。とにかく最初の印象は『コンパクト』。
裏面はこんな感じ。
より強調する文面に変わったのでしょうか?一番の売りだと思われる『手のひらサイズでコンパクトに収納』の文言だけ、修正されたテープが貼られています。
あまりにも小さすぎて、少し頼りなさそうですが・・・、我が家の『シマトネリコ』を切断できるのでしょうか!?
スポンサーリンク
【開封してみた①】コンパクトで収まり抜群!!
さっそく開封してみます。
本体とは別に、簡単な説明書が1枚と、ネジ穴を締める六角ボルトが1本。
テレビのCMでやっているような、いわゆる『枝切りばさみ』や『ノコギリ』とは全くの別物です。とにかくコンパクト!下のように、折りたたんだ状態で、長さ13.5センチ、幅は4.7センチ。重さはたった110グラムです。
我が家は、キャンプでも使おうと思っているので、火吹き棒やガストーチなどを閉まっている焚火セット用の缶ケースに収納しました。かさばらないのでグッド!!
家庭でも収納場所に困らないのが魅力です。逆にコンパクト過ぎて無くさないか心配なくらい。
また、肌触りも◎!ハンドルのグリップに使用されているサクラ材の握り心地がとてもいい感じです。
木の木目は、唯一無二。木目は届いてみないと分からない!そんな自分だけの特別感があるので、木材を使ったアイテムが大好きです。愛着が沸きますよね。
【開封してみた②】際だつスタイリッシュさ!!
さぁ、切るモードにトランスフォームしてみましょう!と言ってもたったの3ステップです。パッケージの説明通りに行えば誰でも簡単に行えます。
①ロックリングをはずす
②左右のグリップを180度回転させる
歯が出てくるので注意しながら、持ち手がぶつかり合うところまで広げます。
③ロックリングを固定する
出来上がりです!
簡単、そしてスタイリッシュ。木のぬくもりがありつつ、黒い刃渡りがかっこいいです。刃渡りおよそ11.5センチ。
ちなみに刃は、上下で2種類あります。茨目(いばらめ)と江戸目です。
下の写真では『上の刃が茨目(いばらめ)』で『下の刃が江戸目』です。
ちなみに用途の違いはこちら!
横目と呼ばれており、木目と直角に切るための刃なんだそうです。
つまり、伸びすぎた木の選定や、キャンプで薪を切る場合は、こちらの刃が適しているとのこと。片刃のノコギリのおおくは江戸目なんだそうです。
茨目は木目を斜めに切るための刃。縦目(=木目に沿ってきる刃)と横目の両方の目がついてる刃だそうで、あまり我が家では用途がないかもしれません。
1つの刃が用途がないかも、というのは少し損した気分。我が家的には、両刃が江戸目の方がありがたいのですが、こういうバリエーションがある方が汎用性が高いんでしょうね。
スポンサーリンク
【庭木を切ってみた】我が家には必要十分!
我が家の問題になっていた、他所の家にはみ出しそうなシマトネリコ。さっそく剪定してみました。
刃渡りが短いため、細かく何度も動かさなければなりません。しかし切り心地が良く、さほど力を入れなくても生木を切ることができます。
直径5センチ程のシマトネリコでしたが、断面もこの通り!
しかし、刃渡りが短いため(11.5センチ)、切れる木の太さは制限されます。直径10センチ以上の木になると、刃を前後するスペースがないため、かなり切断することが難しいです。
ただ、我が家の庭木はそこまで太くないし、キャンプの薪も、斧やバトニングで小割りにするため、問題ないかと。ブッシュクラフトのように、自然の中に落ちている木を切断するような場合は向かないと思います。あくまでも手頃な太さの木を切断するためのものですね。
切断したシマトネリコ。せっかくなのでキャンプの薪にしようと、子供たちに細かく切断してもらいました。小4のお兄ちゃんは楽々。小2のおチビさんも、刃が垂直に保てるようフォローしてあげれば簡単に切ることができます。
軽い切り心地なので、結構癖になる楽しさがあります。
この通り、迷惑をかけていたシマトネリコが、たくさんの薪に生まれ変わりました。
スポンサーリンク
【お手入れしてみた】木くずが気になる方へ
切り終わったバタフライソーがこちら。刃の部分の木くずは簡単に落ちるのですが、持ち手と刃がネジ止めされている部分に木くずが・・・
息を吹きかけても粘着性のある接着剤的なものに木くずが引っ付いてとれない!!
スタイリッシュ過ぎるがゆえ、こうした汚れが気になってしまうのは悩ましいデメリットかも!
一度分解して、徹底的に洗ってみる事にしました。
このバタフライソー、プラスドライバーだけあれば簡単に掃除できます。
ネジをはずし、取っ手部分を外すと、薄いリングが粘着性のある接着剤のようなもので引っ付けられています。ここからはみ出た接着剤のようなものに木くずが引っ付いてしまうようです。
そこまで粘着性は強くないので、リングは簡単にとることができます。
きれいにお手入れすればこの通り!
元に戻す時、ネジを締める圧力が違うと、取っ手部分を広げた時に、広がり方の固さが変わるので、ドライバーでネジの締め具合を微調整が必要です。
刃(ブレード)も別売りで売っているそうですが、交換も簡単そう。
我が家の考察が参考になれば!
スポンサーリンク
コメント