『背を伸ばしたい』という思いで、息子(小4)が『ノビタ』生活をスタートしておよそ3カ月。『ココア味』を愛飲してきましたが、次は『いちごミルク味』が良いと言うのでそちらを購入しました。
数あるジュニア用のプロテインの中から『ノビタ』を選んだ理由は、成長に特化したプロテインだから。
まずは『ノビタ』の詳しい内容を以下の記事からご覧ください。
『いちごミルク味』を購入した際、ふと思う事があったのです。それは・・・。
味の違いによって、効果に差はないの?
『ノビタ』は子供向けプロテインなので、味の種類が豊富で、長く楽しんで続けられるという点はとても良い事だと思うのですが、もしかすると効果に差があるのでは!?と。
違いがあるんだったら、なるべく我が子にあった『ノビタ』を飲ませたい!
現在(2021年7月)販売されている『ノビタ』は全5種類。
内容量は全て600グラムで、どのサイトの、どの味を見ても値段は統一して5,184円。
内容量や値段で判断できない以上、成分などを徹底的に見極めていくしかないと・・・。
重い腰を上げて調査してみました。
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ノビタ『全5種類』 味以外の違いは?
現在、販売されている『ノビタ』の味は全部で5種類。
- ココア味
- いちごミルク味
- マンゴーオレンジ味
- バナナ味
- キャラメル味
この5種類、味ごとの差はあるのか?
早速、パッケージの情報から『違い』を探してみます。
手元にある『ココア味』と『いちごミルク味』。
表側の『違い』は、赤丸で囲った『味』の表記のみでした。
続いて裏側を比べると『原材料名』と『栄養成分表示1食(20g)当たり』が結構違うんです。
※背を伸ばすキーとなる栄養素【L-アルギニン】は1900mgと共通になっています。(パッケージ右下に記載あり)
ココア味
いちごミルク味
つまり、『味』によって摂取できる成分が異なる、という事。
小さな違いであっても、毎日積み重ねていくと、大きな違いになってくるのではないでしょうか!?
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『原材料』の違いをまとめてみた
『ココア味』と『いちごミルク味』の『原材料』を赤四角で囲んでます。
ココア味
いちごミルク味
結構違うでしょ?
ざくっと見るだけでは違いが見えてこないので、『全ての味に共通して入っているもの』と『それぞれの味に入っているもの』を分けてみました。
まずは、全5種類の味に共通して入っているものです。
全ての味に共通して入っている『原材料』
- 粉末状大豆たん白
- ミルクカルシウム
- L-アルギニン
- 硫酸マグネシウム
- 香料
- 酸味料
- 甘味料
- 乳化剤
- ピロリン酸第二鉄
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンD
続いて、それぞれの味に入っているもの。つまり、全ての味に共通して入っているもの以外です。栄養価として影響しそうなものは赤文字にしています。
それぞれの味に入っているもの(共通して入っているもの以外)
いちごミルク味
- 乳等を主要原料とする食品
- クリーミングパウダー
- 粉末油脂
- 増粘剤
- トレハロース
- カゼイン
- Na
キャラメル味
- 乳等を主要原料とする食品
- ココアパウダー
- 海洋深層水加工品
- 食塩
- コーヒー
栄養価として影響しそうな『原材料』を詳しく調べてみました。
海洋深層水加工品
栄養塩である、窒素、リン、ケイ素、硝酸が多く、ミネラルもバランス良く含まれている。
→広範囲で栄養素を網羅できるかも。
トレハロース
天然糖質。きのこ類や酵母などに含まれている自然界に存在する糖。
→糖=エネルギー。栄養面のメリットはあまりなさそう。
カゼイン
牛乳などに含まれる、主要なたんぱく質。
→牛乳に溶かした飲むため、メリットは少なそう。
Na
人が必要とするミネラルの一種。
→ミネラルの摂取ができる。
まとめ ~『原材料』の違い~
『海洋深層水加工品』が含まれているものの方が、広い範囲で栄養素を摂取できそうです。また、人によってはカフェインなどの影響があるため、子供に『コーヒー』を摂取させたくない、という方もいると思います。そういった方は『キャラメル味』を避けようという判断材料になりますね。
次の章では、数値化した栄養成分の違いをまとめていきます。
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『栄養成分』を比較してみた
記載されている11種類の『栄養成分』を、2つの表に分けて書き出してみました。
まずは1つ目。数値が一番高いものを赤文字、一番低いものを青文字で色付けしています。
栄養素の補足情報
- 【たんぱく質】血液や筋肉など、体をつくる主要な成分
- 【脂質】たんぱく質や糖質のおよそ2倍のエネルギーをつくる成分
- 【炭水化物】脳や体を動かすといったエネルギー源
1つ目の『栄養成分』の表をまとめると以下の通り。
栄養成分比較から分かる事①
- 血液や筋肉などをつくる【たんぱく質】は『ココア味』が一番多い。
『いちごミルク』や『マンゴーオレンジ』とはそれほど差はないが、『バナナ味』と比べると『1.1g』も違うので、馬鹿にできない数値。
※1袋分の60日分で計算すると『66.6g』の差が生じる。
- 【エネルギー】そのものや、エネルギーとなる【脂質】や【炭水化物】は、『いちごミルク』や『マンゴーオレンジ』に多く含まれている。
しかし、睡眠の直前に摂取するプロテインのため、エネルギーが多く含まれている必要性あまり感じない。
続いて、2つ目の『栄養成分』表の比較はこちら。
栄養素の補足情報
- 【ビタミンB6】たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝の補助、筋肉などの体をつくる主要な成分。
- 【ビタミンC】皮膚や腱、軟骨などのコラーゲンをつくるために必須。
- 【ビタミンD】カルシウムやリンなどのミネラルの代謝に関係している。
- 【カルシウム】骨や歯の主要な成分。
- 【マグネシウム】多くの酵素の働きを助ける成分。
- 【鉄分】ヘモグロビンとなって酸素の輸送を行う。
2つ目の『栄養成分』の表をまとめると以下の通り。
栄養成分比較から分かる事②
- 『いちごミルク味』が圧倒的に、体をつくる成分【ビタミンB6】が多い。他4つと『0.8mg』以上の差。
- 『いちごミルク味』が【カルシウム】が一番多い。『ココア味』や『キャラメル味』とは大差ないが、『バナナ味』と比べると『19mg』の大差。
- 『マンゴーオレンジ味』が皮膚や腱、軟骨などのコラーゲンをつくる【ビタミンC】が一番多い。『ココア味』とは大差ないが、『いちごミルク味』が最下位で、その差『8mg』。
- 『キャラメル味』がカルシウムやリンなどのミネラルの代謝に関係している【ビタミンD】や、多くの酵素の働きを助ける【マグネシウム】が多く含まれている。
- 『ココア味』や『いちごミルク味』、『マンゴーオレンジ味』には【鉄分】が多く含まれている。
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味ごとの『栄養特徴』をまとめてみた
それぞれの味を、子供の成長に関する『栄養特徴』でまとめてみました。
ココア味
- 幅広い栄養素が摂取できる【海洋深層水加工品】が含まれている。
- 血液や筋肉などの体をつくる【たんぱく質】や【カルシウム】が多く含まれている。
- 皮膚や腱、軟骨などのコラーゲンに必須である【ビタミンC】が多く含まれている。
いちごミルク味
- 体をつくる【たんぱく質】や、筋肉などをつくる【ビタミンB6】、骨や歯の主要な成分である【カルシウム】が多く含まれている。
- 皮膚や腱、軟骨などを構成するコラーゲンをつくるために必須な【ビタミンC】や、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝に関係している【ビタミンD】は一番少ない。
マンゴーオレンジ味
- 血液や筋肉などの体をつくる【たんぱく質】が多く含まれている。
- 皮膚や腱、軟骨などのコラーゲンをつくる【ビタミンC】が一番多く含まれている。
- 多くの酵素の働きを助ける【マグネシウム】は一番少ない。
バナナ味
- 血液や筋肉などの体をつくる【たんぱく質】や、筋肉などの体をつくる【ビタミンB6】、骨や歯の主要な成分である【カルシウム】が一番少ない。
- カルシウムやリンなどのミネラルの代謝に関係している【ビタミンD】は多く含まれている。
キャラメル味
- 幅広い栄養素が摂取できる【海洋深層水加工品】が含まれている。
- カフェインなどを含む【コーヒー】が含まれている。
- 【カルシウム】や、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝に関係している【ビタミンD】、多くの酵素の働きを助ける【マグネシウム】が多く含まれている。
まとめ ~どの『味』を購入すべきか?~
もちろん、味の好みで選ぶのも一つの選び方です。
しかし、我が家は子供の背を伸ばしたいという強い思いで、この『ノビタ』を飲ませています。少しでもそういった面で『味』を選ぶとするならば、【たんぱく質】や【カルシウム】、【ビタミンB6】が多く含まれている『ココア味』、もしくは『いちごミルク味』を選ぶのが良いのではないでしょうか?
栄養素的に考えると、我が家としては『バナナ味』はなし。『キャラメル味』も【コーヒー】が含まれているため、なしとなりました。
これから『ノビタ』を購入される方は、一つの目安にしてみてはいかがでしょうか?
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