4月から小学6年生になった弟くんのスパイクの話。
うれしいことに少し身長が伸び始め、うれしい悲鳴である「スパイクの横幅がキツイ!」
ということで、これまで「芝」と「人工芝」で使っていたスパイクを買い換えることに。

スパイクも、
これまで使っていた『モナルシーダNEO III PRO』から『モナルシーダNEO III WIDE PRO』に変更。
さらに、初めて『靴ひも』にもこだわって、弟くん用にカスタマイズしてみました。

『モナルシーダNEO III PRO』から『モナルシーダNEO III WIDE PRO』の違いや、ミズノから販売されている靴ひも・『ゼログライドシューレース】の使用感などを記載していきます!
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『NEO 3 WIDE PRO』に変えた理由
実は弟くん、下の写真にある『NEO 3 PRO』をずっと愛用してきました。
しかし最近、大きな悩みがあったのです。


それは、靴下の『TABIO(タビオ)』が、すぐに破れてしまうこと。
買ったばかりの『TABIO(タビオ)』でも、このスパイクをひと月ほど使用すると穴が開いてしまうんです。
それがいつも、右足の小指の部分。

ここ最近で起こり始めたため、足が大きくなって、スパイクの中で擦れが起こっているんだと思いますが、スパイクの長さは、まだサイズオーバーといった感じではありませんでした。つま先部分に、少し余裕があるといった感じ。
そこで、そもそもスパイクが足の形に合っていないのではと考え、店舗でフィッティングした上で、『NEO 3 WIDE PRO』に変更したのです。

『NEO 3 PRO』は、22.0㎝から展開されているのに対し、『NEO 3 WIDE PRO』は、24.0cmからしか展開がないため、これまで視野に入っていなかったスパイクです。
一番小さいサイズの24.0㎝が履けるようになっていたため、思いきって変更です。

『NEO 3 PRO』と『NEO 3 WIDE PRO』の違い
一番の違いは、名前の通り『WIDE(ワイド)』ということ。
新調した『NEO 3 WIDE PRO』は、甲回り寸法が通常の足形よりも6ミリ程度大きくなっているそうです。
それによって、大きく見た目の印象が違います。
ちなみにサイズは、新調した『NEO 3 WIDE PRO』が24.0cm、これまで使ってきた『NEO 3 PRO』が23.5cmです。0.5cm差でも、見た目に結構な差があるもんですね。




甲回りの厚みが全然違います。『NEO 3 PRO』が少しクタっているのもあるとは思いますが。
弟くんによると・・・
「履いた感じは?」

指が動かせるゆったり感があるが、スパイクの中で足が滑ってしまう感覚はない。
インソールを剥がし、靴底の作りを比べてみると、圧倒的に『NEO 3 WIDE PRO』の足形の部分が広いことが分かります。

土ふまず辺りの太さの違いを見てもらえれば一目瞭然。


上から見ると、甲回りの横幅はそれほど差がないように見えますが、使い込むことで足の形に合わせて生地が変形しているだけだと思われます。

かかと部分のホールド感は、圧倒的に『NEO 3 WIDE PRO』の方が大きそう。素足感という点では『NEO 3 PRO』の方がより感じれると思います。






他の違いは以下の通り。
NEO 3 PRO | NEO 3 WIDE PRO | |
サイズ展開(0.5cm毎) | 22.0~30.0cm | 24.0~30.0cm |
素材 | 甲材:人工皮革のみ | 甲材:一部天然皮革(ウォッシャブルカンガルーレザー) |
質量 | 約195g(27.0cm片方) | 約240g(27.0cm片方) |
シューズ幅 | 2E相当 | 3E相当 |
『NEO 3 WIDE PRO』の甲回りには、『ウォッシャブルカンガルーレザー』の天然皮革が使用されています。甲回りのスティッチ辺りから生地が違うのが分かると思います。

少し吸いつき感のある肌触りです。


また、重さは50g近く『NEO 3 WIDE PRO』の方が重くなっています。甲回りが大きいから仕方ないと言えるでしょう。

スタッドに関しては、同数同型で同じ場所についています。


『ゼログライドシューレース』でカスタマイズ
色のバリエーションで、スパイクをカスタマイズして楽しめるのはもちろん、グリップ力が高く、プレー中に紐のゆるみが無いということで、初めて『靴ひも』を購入してみました。
ミズノから販売されている、4mm幅の平型のグリップ加工シューレース『ゼログライドシューレース』です。
なんとカラーバリエーションは17種類。弟くんは、スパイクに馴染むように同色の「ネオングリーン」を選びました。

10cm単位で、100cm~140cmまで用意されているため、子供から大人まで利用することができます。


4mm幅ということで、付属の紐に比べたら少し細いです。先の部分は逆に少し大きくなっています。


グリップ力は触ればすぐに実感できます。標準のものはスルスルと指を滑らせることができるのに対し、『ゼログライドシューレース』は、指を滑らせようとすると、しっかりグリップされます。


よく見ると、標準の靴ひもにあるような毛羽立ちがなく、しっかりコーティングされて繊維がまとまった作りになっています。

早速、通してみます。


『ゼログライドシューレース』は、先端部分が少し太くなっているため、穴を通す際、少し窮屈さを感じますが特に問題ありません。
見た目にもすごくオシャレです!


インソールは、いつも使っている『SORBO(ソルボ) のインソール』に替えて、弟くんのスパイクカスタマイズは終了。

お気に入りの一足の完成です!
弟くんには内緒ですが・・・実は我が家は大きな失敗してしまいました。
靴ひもの長さを比べてください。お気づきでしょうか?

実は、購入する『ゼログライドシューレース』の長さを間違えたんです。120cmでいいのに、130cmで購入してしまいました。標準のモノと比べるとこの通り。


なんとなく130cmくらいだろうと、感覚で買ってしまいました・・・。
実は箱の裏に、対応するスパイクのサイズが記載されているため、皆さんは裏面をしっかりと確認した上で購入されるように注意してください。帰って気づきました・・・。

小学生ならでは!『ゼログライドシューレース』に賛否あり
しばらく使った感想を聞いてみました。
「良いところは?」

カッコいいからテンション上がる!
一回結んだらほどけないからプレーに集中できる!
とにかく靴ひもがほどけにくく、シュータンのズレもなし。試合中に結び直すことがなくなったため、プレーに集中できるとのこと。小さな子供は、最初にしっかりと結べばほどけないため、サッカーを長く楽しめると思います。
「悪いところは?」

ほどくとき、指の力がいる。
しっかりと指でつまんで広げるようにしないとほどけないため、脱ぐときは少し面倒なんだそう。子供ならではの感想かもしれません。でも、このシューレースを使い続けたいんですって。
靴ひもを変えるだけで、子供のテンションはグッと変わります。是非楽しいサッカーライフの参考になれば幸いです。
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