もうすぐ秋。運動会の季節がやってきます。
コロナで観戦できるかは分かりませんが、サッカーを習っている我が家の息子たちを『かけっこ』や『リレー』で負けさせるわけにはいきません!親の勝手な見栄で申し訳ございませんっ!!
という事でずっと気になっていたこちら本を購入。
『子どもの足がどんどん速くなる』 伊東純也=著 永野佑一=監修 税抜1,300円
著者が『伊東純也選手』という表紙のインパクトのに惹きつけられたはもちろんなんですが、この本の裏に書かれている『5つのポイント』を読んで、「なんか取っつきやすそうだな」と感じたのが購入の決め手です。
この本の5つのポイント
- 運動神経が悪くても早くなる
- 親の足が遅くても早くなる
- 難しいフォーム練習は一切なし
- 練習場所が狭くても速くなる
- 何歳からでも速くなる
5つのポイントを読んでみると『我が子でもできそう!』って。なんなら『私も速くなっちゃう!?』って思いませんか?
子供と一緒にトレーニング始めました!効果はいかに!!
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サッカー選手『伊東純也』とは
サッカーをやっている人、サッカーを見ている人なら誰もが知っている有名な選手です。サッカーとは無縁の方のために説明すると・・・。
とにかく分かっていただきたいのは、『足の速さを武器に、世界で活躍する日本代表のサッカー選手』ということ。そんな方が走り方のコツを伝授してくれているんです。
ちなみに監修者は永野佑一さん。陸上競技コーチで、指導のプロとして幅広く活躍されているそう。子供たちからは、なんと『かけっこマスター』と呼ばれているそうです。
この二人のタッグ、めちゃくちゃワクワクしませんか!?
さっそく内容を確認してみましょう♪
『3拍子揃った内容』実践しやすい!やる気が出る!楽しめる!
本の章立ては3つの『Chapter』で構成されています。並びはこんな感じ。
実は、足が速くなる練習方法が記載されているのはChapter1だけ。
記述が少ないからといって、物足りなさは全く感じません。やる事が明確化され、とても理解しやすく、実践しやすい。つまり、継続しやすそうだといった印象です。トレーニングの内容は後で紹介しますね。
Chapter2は、なぜChapter1に書かれている練習方法が『最強』なのか、という理由が説明されています。例えば、なぜ『運動神経が悪くても速くなる』のか、なぜ『何歳からでも速くなる』のか、なぜ『親の足が遅い子でも速くなる』のか、などといった理由11個が、伊東純也選手の経験や考えを元に丁寧に説明されているのです。子供の気持ちに寄り添った文面で、とてもホッコリ、そして十分な納得感のある解説になっています。
Chapter3は、簡単に言えば『足がはやくなるのはどっちだ?』クイズです。意外な答えが多いのですが、しっかりと納得のできる解説がついています。例えば、『からだが柔らかい人とかたい人、速く走れるのはどっち?』だとか、『はだしとシューズ、速く走れるのはどっち?』など、計8問用意されていて、子供たちと楽しんで読む事ができます。問題を聞いただけでも子供たちと一緒に読んでみたいと思いませんか?
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『やってみよう』と必ず思う!4段階スピードメソッド
Chapter1の『4段階で速くなるスピードスターメソッド』。つまり練習方法が4段階で記載されています。その項目はこちら。
特に『一夜漬け』って面白くないですか?こういったトレーニング本に1日で出来ちゃうってあまりないですよね。だって、本の価値が疑われちゃいそうだから。でも堂々と1DAYコースと。
「運動会の目前。時間がない、またあの子に負けてしまうのか?」そんなあなたへ朗報なのです。部屋でちょっと体を動かしただけで走りが変わる!ですって。
全て、伊東純也選手が実際に行っている写真付きで分かりやすく解説されています。
内容の記載は控えますが、目線や腕や足の角度なども丁寧に記載されていて、とても分かりやすい。子供でも簡単に理解できるし、何より苦痛じゃないのです。
苦痛じゃなければ効いていないのでは?そうじゃありません。私もトライしてみましたが、走る意識が変わり、走り方が変わった気がします。計測こそしていませんが、これだけで既に速くなっているような・・・。
『急成長』7DAYSコースと『スタミナアップ』14DAYSコースも同様。
それほど高度な内容ではなく、各コース練習内容は3つしかないので意識して確実に取り組めるといった感じです。こんだけならやってしまおうといったモチベーションになります。1日数分で終わる程度なのです。
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『レッツ7DAYS』続けてみると・・・
1週間、我が家のおチビさん(小2)に体験してもらいました。
本をいちいち開くのは面倒なので、我が家は印刷した紙を壁に貼っています。
子供に促すなら、この方法がおすすめ。目につくので「やるねー」と言って、子供の方から声をかけてくれるんです。
1週間後、走ってみてとお願いすると、明らかにおチビさんのフォームが変わっていました。なんというか、子供らしい走り方から、スプリントしてる?って感じの走りに。走り方を教えてもらった子なんだな、と明らかに見て取れました。前後で速さ比較をしていないのですが、速くなっているような気が!
正直、陸上部のスプリンターを目指すような人が読むような本ではないかもしれません。しかし、運動が苦手な子、もう少し速く走ってみたいと悩んでいる子、にはおすすめ。時間がかからないので、親子でも楽しめます。
何より、伊東選手の小さい頃の話や思いが詰まっているので、本として面白いし、子供を育てる親の啓発本になる気がします。「これ、子供に教えてあげよー」って思える一冊です。
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