【保存版】trangia(トランギア)『ラージメスティンTR-209』使う前にやるべき事!

アウトドア

今回は、最強ギアといわれる『メスティン』。アルミ製で熱伝導率が高く、熱が全体にまわるので、ご飯が美味しく炊けるんです。飯盒としてだけでなく、様々な料理にも使える万能性が最強たる所以。煮込み料理や揚げ物もできます。

我が家は4人家族なのでラージサイズ』を購入。『最大3.5合』の米が炊けるんです。

trangia トランギア ラージメスティン TR-209 2,500円(税抜)

一番人気で一番メジャーな『trangia(トランギア)』製のものを購入。トランギアは『Made in Sweden』北欧らしい渋いパッケージが特徴です。

MiliCampやニトリやダイソーなど、他社からも同じようなメスティンが販売されています。特に品質に大きな差はないので、容量を一つの判断基準として選択すればいいと思います。

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trangia(トランギア)ラージメスティンを開封してみた

箱から出すと、思ったよりデカデカとしたアルミの箱が!昭和の弁当箱みたいです。

ティッシュ箱と比べるとこんな感じ。

ほぼ同じという存在感!でかいっ!一応仕様を記載しておきますね。

トランギア ラージメスティン

サイズ:20.7×13.5×7cm
重 量:270g
容 量:1350ml
炊飯の目安:約3.5合

ちなみに普通サイズのメスティンはこちら

普通サイズのトランギア メスティン

サイズ:17×9.5×6.2cm
重 量:150g
容 量:750ml
炊飯の目安:約1.8合

我が家の息子たちは、白ご飯大好き。「3.5合の米を炊くことができる」という事が、ラージメスティンにこだわった理由です。


さて、細かく見ていきましょう。

取っ手はこちらの穴に差し込みます。控えめなブランド名の刻印が気分を高めてくれますね。

取っ手を付けると、こんな感じ。

折りたたむとコンパクトに収納できます。もはや存在自体がラージなので、コンパクトって感じでもないんですけどね・・。

蓋を開けてみるとこんな感じ。固形燃料やポケットストーブ、ライターなど、楽々とスタッキングできそうです。

ちなみに蓋の開け閉めは結構窮屈です。多少力が必要です。

後ほど米を炊いて分かったのですが、この窮屈さのおかげで、米を炊いた時に蓋がパカパカ浮いたり沈んだりしません。安心してほったらかし炊飯ができます。


そしてこれがトランギア製のメスティンで有名なバリ。メーカーによっては、きっちりバリ取りされているものもあります。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、特にカーブ部分はザラザラしていて、手をかけて滑らすと切ってしまいそう。

という事で、使う前には必ず『バリ取り』。そして『シーズニング』することをおすすめします。

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メスティンを使う前にやるべき事!その① 『バリ取り』

まずはバリ取り。『1000番の紙ヤスリ』を準備しましょう。ホームセンターで数十円で売っています。

サイトによっては、目の粗い500番などで削ってから、1000番で仕上げると紹介されている所もありますが、1000番だけで削っていく方がおすすめ。本体に傷が付きにくく、より丁寧な仕上がりになります。

早速、縁を挟むように紙ヤスリを巻いて削っていきます。

※「縁を挟むように・・・」これは失敗例です・・・マネしないでね

これはやっちゃダメです!

紙ヤスリで縁を挟み込むように擦ると、側面部分のバリと関係ない部分がが削れてしまうんです。アルミなのですぐに傷が・・・

上手に削るポイントは、紙ヤスリを縁部分のみに当てて擦る事。この方法が一番作業しやすく、丁寧に作業が進められます。急がずゆっくり行ってください。

正しいやり方

どんどん削っていると、手が真っ黒になってきます。石鹸で洗えばとれますのでご安心を。

縁を指で触ってざらつきがなくなったらバリ取り完了です。

メスティンを使う前にやるべき事!その②『 シーズニング』

続いてシーズニング。メスティンが入る鍋を用意し、蓋も本体も、米のとぎ汁で15分ほど茹でます。

メスティンにシーズニングは必要か?

メスティンは、クッカーのように皮膜加工されていないため、シーズニングしないと焦げ付きやすいのです。また、アルミの独特の匂いを取り除く効果もあります。

ラージメスティンが入る鍋を準備するのが一番苦労しました・・・。蓋と本体、両方一気にやりたかったのですが鍋に入りきらず、2回に分けて行いました。

本体

この時、取っ手部分はゴムが使われているので外しておきます。

ちなみにとぎ汁は、濃い目の方がおすすめです。我が家は3合分の米のとぎ汁を使いました。

茹で終わったら、水で流しながら手で擦ります。簡単にヌルヌルを取り除いたら終了です。せっかくの皮膜効果が薄れてしまうため、絶対に洗剤で洗ってはいけません。作業が全てリセットされてしまいます。

使った後のお手入れは、洗剤のついていないスポンジで擦って汚れを落とすだけ。コーティングをはがさないようにする事が『焦げ付かない』を継続させるポイントです。

また、シーズニングは何度もする必要はありません。炊飯自体がシーズニングになるので、使えば使うほど、どんどん使い慣れたメスティンになっていきます。

是非、参考になさってください~

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