今回は、最強ギアといわれる『メスティン』。アルミ製で熱伝導率が高く、熱が全体にまわるので、ご飯が美味しく炊けるんです。飯盒としてだけでなく、様々な料理にも使える万能性が最強たる所以。煮込み料理や揚げ物もできます。
我が家は4人家族なので『ラージサイズ』を購入。『最大3.5合』の米が炊けるんです。
trangia トランギア ラージメスティン TR-209 2,500円(税抜)
一番人気で一番メジャーな『trangia(トランギア)』製のものを購入。トランギアは『Made in Sweden』北欧らしい渋いパッケージが特徴です。
MiliCampやニトリやダイソーなど、他社からも同じようなメスティンが販売されています。特に品質に大きな差はないので、容量を一つの判断基準として選択すればいいと思います。
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trangia(トランギア)ラージメスティンを開封してみた
箱から出すと、思ったよりデカデカとしたアルミの箱が!昭和の弁当箱みたいです。
ティッシュ箱と比べるとこんな感じ。
ほぼ同じという存在感!でかいっ!一応仕様を記載しておきますね。
ちなみに普通サイズのメスティンはこちら
我が家の息子たちは、白ご飯大好き。「3.5合の米を炊くことができる」という事が、ラージメスティンにこだわった理由です。
さて、細かく見ていきましょう。
取っ手はこちらの穴に差し込みます。控えめなブランド名の刻印が気分を高めてくれますね。
取っ手を付けると、こんな感じ。
折りたたむとコンパクトに収納できます。もはや存在自体がラージなので、コンパクトって感じでもないんですけどね・・。
蓋を開けてみるとこんな感じ。固形燃料やポケットストーブ、ライターなど、楽々とスタッキングできそうです。
ちなみに蓋の開け閉めは結構窮屈です。多少力が必要です。
後ほど米を炊いて分かったのですが、この窮屈さのおかげで、米を炊いた時に蓋がパカパカ浮いたり沈んだりしません。安心してほったらかし炊飯ができます。
そしてこれがトランギア製のメスティンで有名なバリ。メーカーによっては、きっちりバリ取りされているものもあります。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、特にカーブ部分はザラザラしていて、手をかけて滑らすと切ってしまいそう。
という事で、使う前には必ず『バリ取り』。そして『シーズニング』することをおすすめします。
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メスティンを使う前にやるべき事!その① 『バリ取り』
まずはバリ取り。『1000番の紙ヤスリ』を準備しましょう。ホームセンターで数十円で売っています。
サイトによっては、目の粗い500番などで削ってから、1000番で仕上げると紹介されている所もありますが、1000番だけで削っていく方がおすすめ。本体に傷が付きにくく、より丁寧な仕上がりになります。
早速、縁を挟むように紙ヤスリを巻いて削っていきます。
※「縁を挟むように・・・」これは失敗例です・・・マネしないでね
紙ヤスリで縁を挟み込むように擦ると、側面部分のバリと関係ない部分がが削れてしまうんです。アルミなのですぐに傷が・・・
上手に削るポイントは、紙ヤスリを縁部分のみに当てて擦る事。この方法が一番作業しやすく、丁寧に作業が進められます。急がずゆっくり行ってください。
どんどん削っていると、手が真っ黒になってきます。石鹸で洗えばとれますのでご安心を。
縁を指で触ってざらつきがなくなったらバリ取り完了です。
メスティンを使う前にやるべき事!その②『 シーズニング』
続いてシーズニング。メスティンが入る鍋を用意し、蓋も本体も、米のとぎ汁で15分ほど茹でます。
ラージメスティンが入る鍋を準備するのが一番苦労しました・・・。蓋と本体、両方一気にやりたかったのですが鍋に入りきらず、2回に分けて行いました。
この時、取っ手部分はゴムが使われているので外しておきます。
ちなみにとぎ汁は、濃い目の方がおすすめです。我が家は3合分の米のとぎ汁を使いました。
茹で終わったら、水で流しながら手で擦ります。簡単にヌルヌルを取り除いたら終了です。せっかくの皮膜効果が薄れてしまうため、絶対に洗剤で洗ってはいけません。作業が全てリセットされてしまいます。
使った後のお手入れは、洗剤のついていないスポンジで擦って汚れを落とすだけ。コーティングをはがさないようにする事が『焦げ付かない』を継続させるポイントです。
また、シーズニングは何度もする必要はありません。炊飯自体がシーズニングになるので、使えば使うほど、どんどん使い慣れたメスティンになっていきます。
是非、参考になさってください~
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