【ファミリーキャンプ向け】ラージメスティンで簡単『らくらく自動炊飯』3合の米を炊いてみた

アウトドア

4人家族の我が家。2人息子も小3小1になり、たくさん食べるようになってきました。

特に小1のおチビさんは、ご飯が大好き!おかずが無くても茶碗一杯のご飯を食べることもしばしば。毎食3合の米を炊いています。

そこで、

キャンプでも『3合炊きしたい!』

今回は我が家のように『ご飯をモリモリ食べる家族必見!』

難しことは一切無し!『最高においしい3合炊き』の方法を記載します。名付けて『3合飯・らくらく自動炊飯』です!!

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『3合飯・らくらく自動炊飯』準備編

まずは、必要なものを準備しましょう。

  1. ラージメスティン
  2. ポケットストーブ
  3. 固形燃料
  4. ガストーチ

らくらくのポイントは『固形燃料』を使う事。ガスや焚火は必要ありません。

ガスや焚火の場合、『火加減の調整』『蒸らしのタイミング』など、炊飯が始まったら注意しないといけないことが沢山あるんです。しかし『固形燃料』を使えば、燃え尽きるまで放置していればOK!!

それでは、らくらく自動炊飯に必要なものを説明していきます。

1.ラージメスティン

一番の大物は『ラージメスティン』

そもそも『メスティン』とは、アルミ製で熱伝導率が高く、全体に熱がまわるため、ご飯が美味しく炊けるギアの事です。飯盒としてだけでなく、煮込み料理や揚げ物など、様々な料理に使えるため、最強のキャンプギアとも呼ばれています。そのラージサイズなら3合炊きが可能なのです。なんと『ラージメスティン』を使えば『最大3.5合の米』が炊けると言われています。

我が家は、人気があり一番メジャーな『trangia(トランギア)製』のラージメスティン(TR-209)を使っています。税抜で2,500円です。MiliCampやNayoなど、他社ブランドからも同じようなラージメスティンが販売されています。

トランギア ラージメスティン

サイズ:20.7×13.5×7cm
重 量:270g
容 量:1350ml
炊飯の目安:約3.5合

2.ポケットストーブ

ポケットストーブとは、コンパクトに携帯できるのコンロの事。固形燃料やアルコールストーブを使う際、コンロの役割を果たします。

ちなみに我が家は『エスビット(Esbit)』のポケットストーブを使用しています。1,500円くらいです。

こちらも他メーカーから同じような商品が販売されています。インスパイア商品もあり、300円程度とかなり安価です。使い勝手はほとんど変わりません。

ちなみにダイソーなどの100円ショップでも、形状は違えどポケットストーブが売られています。そちらでも全然問題ありません。

3.固形燃料

自動炊飯に必須アイテム固形燃料。100円ショップやホームセンターで売っています。使うのは『25グラム』のもの。ダイソーだと3個入りで100円です。

3合炊きでは、この固形燃料を1度に2つ使用するので、我が家はいつも2つまとめ買いしています。

余談ですが、我が家のこだわりを紹介します。必ず『アルミで包まれた固形燃料』を購入する事です。

なぜなら燃え尽きた後、汚れが最小限になるから。圧倒的に掃除が楽なのです。

アルミで包まれた固形燃料を燃やした後がこちら。アルミの中に溜まっている燃えカスが、ポケットストーブに直接こびり付くことはありません。これだけで全然汚れ方が違うのです。

アルミに包まれた固形燃料でなくても、ポケットストーブの底にアルミ箔を敷けば汚れません。しかしそれが面倒なので、我が家はアルミに包まれた固形燃料を使用しています。

4.ガストーチ

火をつけるために必要です。もちろん、ライターやマッチでもOKです。

我が家は『SOTO(ソト)スライドガスマッチ』を愛用しています。使い捨てではなく、ガス缶(CB缶)からガスの補給ができるため、繰り返し使えて愛着が沸くためおすすめです。

着火位置が伸びるので、安全に着火できるのもポイント。

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『3合飯・らくらく自動炊飯』炊飯編

絶対に失敗しない!『3合飯・らくらく自動炊飯』を『5つの手順』にまとめました。

  1. 米をとぐ
  2. 水を550ml注ぐ
  3. 米に水を30分間浸す
  4. 固形燃料で炊く(およそ23分間)
  5. タオルでくるん裏返し15分蒸らす

さっそく進めていきましょう。

1.米をとぐ

いつものように米を3合とぎます。


2.水を550ml注ぐ

といだお米に550mlの水を注ぎます。トランギアのラージメスティンであれば、側面にある凹みの部分まで注ぐと、ちょうど550mlです。キャンプ先で計量する必要がないんです。

下の画像くらいが目安です。


3.米に水を30分間浸す

このまま30分間吸水させます。ほこりが入るので蓋をしておきましょう。米が白くパンパンに変化したら炊き頃です。


4.固形燃料で炊く(およそ23分間)

固形燃料2つでラージメスティンを加熱します。

2つの固形燃料をセッティングします。

着火して、後は放置です。火が消えるまでのおよそ23分間放っておきましょう。

勝手に轟々と燃えてくれます。風がある場合は、風防など対処してください。火がまともの当たっていないとしっかり炊けず、芯が残ってしまいます。

途中、蓋の隙間から白い煙が吹き出します。隙間から水分が滴り落ちるため、タオルなどを敷いておくとテーブルが汚れません。

また、トランギアのラージメスティンは蓋が結構きつく閉まるため、蒸気に押し上げられて、蓋がパカパカする心配もありません。もしパカパカと蓋が開いてしまう場合は、何か重しを載せておくとよいでしょう。

およそ23分。火が消えるまで見守ります。


5.タオルでくるん裏返し15分蒸らす

火が消えたらメスティンをタオルで包み、裏返して15分蒸らします。メスティンはかなり高温になっているため、軍手などを使って裏返しましょう。

手順はこれだけです。

たったこれだけで、毎回おいしい3合のご飯が炊けるんです!


蓋を開けてみると・・・

美味しそうな白米びっしりです!トランギアの公式サイトでは、3.5合炊けるそうなのですが・・・本当に炊けるのでしょうか・・・。

3合までに抑えておいた方がいいかもしれません。あふれそうで心配です。

もちろん下の方もしっかり炊けています。

少しおこげもできるので、お好きな方に振り分けてあげましょう。

メスティンの底が少し茶色くなっていますが、スポンジで擦るだけで簡単に取れます。

この手順を自分たちのものにして以来、我が家のキャンプでは、安心して子供たちに白米の提供が可能になりました!

どうです!?簡単でしょう!是非お試しあれ!

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