使える【革手袋】は?焚き火周りとテーブル周りで使い分け!おすすめはスノーピークとワークマン

アウトドア

現在、我が家がキャンプで使っている『革手袋』たち。我が家はオートキャンプが多いので、積載量は気にせず、いつも3種類の革手を持って行きます。

しかし、何度かキャンプしていると、どうしても使用頻度に偏りが出てきました。

あくまでも、我が家の視点にはなりますが、紹介も含め、偏りが出てきた理由をレビューしていきます。

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我が家の『革手袋』3種を紹介

まずは、我が家で使っている3種の『革手袋』の仕様や値段をご紹介。

我が家の『革手袋』①
『snow peak』ファイヤーサイドグローブ ブラウン(UG-023BR)
  • 値段:7,040円(税込)
  • 材質:アウターグローブ/牛革 インナーグローブ/難燃コットン、ポリエステル
  • サイズ:フリーサイズ/全長34cm
  • 重さ:470g

我が家の『革手袋』②
『WORKMAN』牛床革オイル内縫い内綿付き手袋 1双(WG-800)
  • 値段:795円(税込)
  • 材質:牛床革
  • サイズ:L/全長およそ23cm ※Mの展開もあり
  • 重さ:170g

我が家の『革手袋』③
『snow peak』キャンパーズミトン(UG-024)
  • 値段:4,400円(税込)
  • 材質:牛革、綿、ポリエステル
  • サイズ:22cm×26cm
  • 重さ:230g

次章からは、我が家でしばらく使ってみた感想や使用用途など、具体的な使用シーンからのレビューをお伝えします。

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スノーピーク『ファイヤーサイドグローブ ブラウン』

このグローブの一番のメリットは『耐熱性』。熱い鍋やダッチオーブンを気兼ねなく持ち運ぶ事ができます。キャンプで考えられるおおよその物は、熱さを感じる事なく運ぶ事ができるはずです。(ずっと熱い物を持ち続けるのは除く)しっかりとした固めの牛革で熱をシャットアウト。火が付いた炭も手で持って移動できちゃいます。焚き火周りにはもってこいのグローブです。

インナーグローブが入っており、マジックテープをはがせば簡単に取り外しする事ができます。丸洗いできて、清潔さを保てるところもグッド。

インナーグローブの中は、毛の短いボアのようになっていて、冬でも温かいのがメリット。冬は手袋の代わりにもなります。逆に夏は暑いですが、丸洗いできるので問題ありません。

吊り下げるためのフックも付いています。細かいですが、ありがたい機能です。

そして、このグローブが他の物と大きく違うの点は『長さ』。フリーのワンサイズ展開で、全長34cm。とにかく長いんです。

そのため、保護エリアが広く、安心して焚き火作業ができます。

これまで焚き火をする中で、火の粉で何度も穴を開けた事があります。このグローブを使っている時は、手首周りに穴を開けた事がありません。

しかし、長さゆえに『着け外ししづらい』のはデメリット。グローブの開口部もそこそこ広く、着脱しやすいように設計されているのですが、軍手や手袋などと比べると、圧倒的に着け外しの面倒さが際立ちます。

また、しっかりとした牛革で作られているため『革が固い』

指なじみが悪いのは大きなデメリットです。特に手が小さい人は、指が入っていない遊びの部分が多くできるため、物を握りづらかったり、掴みづらいという事が起きてしまいます。

こちらは私の手。

指先の革が遊んでしまい、細かい作業をすることはできません。

また、スノーピークの商品なので結構高い!ワークマンの革手袋に比べれば、およそ10倍ほどの値段です。

我が家は貧乏性。この値段設定のおかげで、購入したにも関わらず「あまり汚したくない」、という変な心理状態になり、ガツガツ使えないという一面も…。

このカッコよさですから…。ねぇ。

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ワークマン『牛床革オイル内縫い内綿付き手袋』

この手袋の最大のメリットは『柔らかさ』。指へのなじみが良く、スキレットやダッチオーブンもしっかり握る事ができます。しっかり力を加える事ができるのです。

バトニングやフェザースティック作りなどにはもってこいの手袋です。

負荷が大きくかかる親指の付け根はしっかりと補強されながらも、手になじむ柔らかさを実現しています。

内側は綿素材で肌ざわりが良く、臭いや蒸れ防止に。

柔らかく、開口部も広いため、革手袋の着け外しも楽々。サッとつけてサッと脱げます。

スノーピークの「ファイヤーサイドグローブ」とは違い、長さも短いため軍手を着け外しする感覚で着脱可能。ちなみに我が家で愛用しているのはLサイズです。(Mとの2サイズ展開)

最大のメリットである『柔らかさ』の理由は、牛床革という素材を使っているため。

床革(とこがわ)

『皮』には層があり、表皮が本革下層部分が床革と呼ばれている。床革の肌触りはザラザラして毛羽立ちやすく、耐久性や耐水性は高くない。

床革の肌触りはザラザラしているのですが、この牛床革手袋は『オイル加工』されているため、しっとりしていて毛羽立ちは気になりません。

もちろん『耐熱性』も十分。牛革には劣りますが、普通のキャンプ使いであれば、牛床革の手袋でも、熱をしっかりシャットアウトしてくれます。(ずっと熱い物を持ち続けるのは除く)

また、牛革に比べて低い『耐久性』ですが、我が家的には、何度使っても目に見える劣化は見受けられず。逆に、使えば使う程、手になじみ、柔らかくなり使いやすくなる一方。牛革に比べると劣化するのが早いのでしょうが、すぐにダメになるといった『耐久性』ではありません。

もし使えなくなっても、税込み795円なので「買い替えれば良いや」といった感じ。

この『安さ』が実は大きなメリットで、何も遠慮せずにガツガツと雑に扱えるのがポイント。そのため、どうしてもスノーピークの「ファイヤーサイドグローブ」よりも、この「牛床革手袋」を使う頻度の方が高くなってしまうのです。

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スノーピーク『キャンパーズミトン』

なんと言っても『デザインが秀逸』。めちゃくちゃオシャレでかわいくて。実は、家使い用にもう一つ持っています。

キャンプでは、焚き火周りでは使わず、食事をするテーブル周りに限って使っています。主にガスで調理したスキレットやダッチオーブンのフタを持つため。牛革製で、焚き火でも使える機能は備わっているのですが、我が家はキッチリと使い分けています。

ロブスター形状なので、細かい作業を行うというよりは、単純に『物をつかむ』という行為に特化した物だと割り切っています。「ファイヤーサイドグローブ」と比べると牛革が柔らかく、とてもつかみやすいです。

手を握ると、革がたわんでしまいますが、物をつかむだけなので問題なし。

また、使いたい時にサッと着けれて、サッと外せるのもポイント。表裏がなく、右手用と左手用に別れていないため、手に取ったミトンをサッと片手にはめてスキレットをつかんで移動することができちゃいます。キッチン回りでは、このスピード感が助かるのです。

さらに、開口部は斜めにデザインされており、着け外しもスムーズ。

フックが付いているため、目につくところに、引っ掛けておく事も可能です。

インナーは毛の短いボアのようになっていて肌触り良好。ただし、こちらは取り外しできないため、洗濯することはできません。

牛革製なので、表面の仕上がりも惚れ惚れする美しさ。

そして、スノーピークのロゴ。シンプルで美しいです。キャンプをしない人でも、プレゼントされると喜ばれる事間違いなしのパーフェクトミトンです。

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我が家の革手3種の比較!

結果、我が家で活躍しているのはこの2つ。

焚き火周りは『WORKMAN』牛床革オイル内縫い内綿付き手袋

キッチン周りは『snow peak』キャンパーズミトン

『snow peak』ファイヤーサイドグローブは、持っていくだけでほとんど出番がありません。

我が家で決め手となったのは『柔らかさ』による使いやすさと、『値段』による使いやすさですね。

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おまけ!ワークマン『フィールドグローブSS』

先日、ワークマンに行った時にかわいらしいグローブを見つけました。

フィールドグローブ 399円(税込)

SSサイズを子供用に購入。(SSとSとフリーの3サイズが展開)

『牛床革オイル内縫い内綿付き手袋』と同様、牛床革で柔らかく、オイル加工されているため、子供でも女性でも使いやすいと思います。

小さいながらも、親指の付け根もしっかりと補強されています。

『牛床革オイル内縫い内綿付き手袋』と大きさの違いはこんな感じ。

また、手首にしぼりが付いており、ズレにくくしっかりフィットするのも子供たちにはありがたい設計。

内側は綿素材で肌触りが良く、臭いや蒸れ防止にもなっています。

値段も安く、けが予防、さらに子供のテンション上がること間違いなし。

まだ使っていないのですが、これは我が家、久々のヒットの予感!

是非、参考になさってください!

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