【スノーピーク】ハイデザイン扇風機『フィールドファン』(MKT-102)を購入してみた

アウトドア

真夏の日影って、本当に救いの場ですよね。さらに風が通っていたら、そこはもう真夏の『天国』なのです。しかし『風』というのは気ままなもので・・・。

「吹かぬなら吹かせてしまえ」という事で、屋外で使える『扇風機』を購入しました。

『スノーピーク』フィールドファン MKT-102 税込10,890円

購入してから知ったのですが、結構評価が分かれているみたいですね。実際に使って自分の気づきを記載してみました。

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見た目抜群の扇風機『ある1点を除いて…』

無骨でシンプルな形状。さらに、小型で色合いもかなり良い感じ。

家庭用扇風機に比べるとかなり小さい印象で、高さは28.4cm、横幅27.2cm、奥行き18.5cm。
重量1.3kgで、重たいといった感覚はありません。

充電式なので、電源のない場所でも風を浴びられます。
付属しているACアダプターで、直接コンセントから電源を取ることも可能です。

セット内容

正面から見ると、非の打ち所がないカッコよさなのですが、後ろから見ると・・・。

バッテリーを取り付ける黄色い部分が目立つ!バッテリーでなく、コンセントやポータブル電源を使う場合は、せっかくの見た目をかなり崩してしまう色味です。

さらに、バッテリーとの接続部分がむき出しなのも、ちょっと心配。

『フィールドファン』はmakita(マキタ)の『OEM』

実はこのファン、スノーピークが開発したものではありません。

簡単に説明すると、電動工具メーカーのmakita(マキタ)の『充電式ファン(CF102DZ)』をスノーピーク用にカスタマイズしたものです。
2つの違いは、ロゴとカラリーングのみ。機能や性能は全く同じなんです。

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『フィールドファン』ができること

『フィールドファン』ができる『6つの機能』を細かく紹介していきます。

できること①
  • 充電バッテリーで動く

なんと言っても一番の特徴は充電式でコードレス。屋外など、使う場所を選ばないというのが最大のメリットです。もちろん、バッテリーはマキタ製のもの。マキタはバッテリーがかなり優秀なので、1度の充電で長時間駆動することができます。

しかし、バッテリーと充電器は付属していません。それぞれ追加購入しなければならないのです。しかも、バッテリーも充電器も結構高価。高性能のバッテリーや充電器を購入すると、本体より高くことも・・・。だからと言ってバッテリーを購入しないと、一番のメリットを感じられないので、このファンを購入した意味がなくなってしまいます。購入前にはしっかりと予算と相談しておきましょう。我が家はバッテリーが付いているものだと勘違いして購入してしまいました・・・。

ちなみに以下の表が、スノーピークが推奨するマキタバッテリーの型番。左の上ほど電気の容量が大きく、長持ちする高価なバッテリーです。

公式によると『BL1830B』のバッテリーの場合、弱でおよそ9時間40分の連続使用ができるそうです。一番電気容量の大きい『BL1860B』のバッテリーだと、およそ倍の19時間。さすがマキタ、十分すぎる駆動時間です。

ちなみに下の表は、スノーピークが推奨するマキタの充電器。急速充電器はやはり高価になります。

バッテリーも充電器も、本家と比べるとかなり安い『互換タイプ』の商品が多く販売されています。おそらく問題なく使用できると思いますが、推奨はされていません。


できること②
  • 取っ手や棒に引っ掛けられる

このようなフックが付いているため、

このように引っ掛けて使う事ができます。

横幅およそ7.5cm、引っ掛けられる幅は2.5cm。2.5cmの幅が意外と広く、車内の取っ手や手すり、洗濯棒など、いろいろなものに引っ掛けて使うことができます。

ちなみにこのフックは7段階の角度調整ができます。少し力を込めると、カチッカチッと7段階動かす事ができるんです。


できること③
  • ファンの角度を調整できる

ひっかけるフックだけでなく、ファン自体の角度も変えることができます。ファンの右側についているボタンを押しながら、ヘッド部分をあおるように傾けます。

こちらも7段階という微調整が可能。

小型扇風機で風の流れの幅が少ないので、角度を微調整してしっかりと狙い撃ちできるのはありがたいです。


できること④
  • 3段階の風量調整「弱・中・強」

風マークのボタンを押すと、3段階の風量を切り替える事ができます。

小型扇風機ですが、風量はかなり強いです。家庭で使う扇風機と変わらない風力です。ただし、風量に合わせて音も結構大きいので、屋内使用には向きません。屋外で使う扇風機だと割り切った方がいいです。

できること⑤
  • 切タイマーが使える「1・2・4」時間

切タイマーボタンを押すと、1時間、2時間、4時間、切と切り替える事ができます。家庭用扇風機と同じように、睡眠タイマーとして使う事もできます。


できること⑥
  • 首振り

首振りボタンを押すと、左右45度首振りします。動画を見ると45度より首振りが広い感じがしますが。

しかし、残念な事に、首振りの角度は調整することができません。首振りが広いので無駄な場所に風を送ってしまう印象。ここも細かく微調整できればよかったのに・・・。

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『ぼったくり』はウソ!定価は本家【makita】と同じ

ネットで口コミなどを調べると、一番多く書かれているのがスノーピークは『高い!』『ぼったくりだ』といった記事です。

確かにAmazonなど、通販サイトで金額を比較してみると、マキタの『充電式ファン』は7千円程度などに対し、スノーピークの『フィールドファン』は1万円前後します。

しかし、実は『マキタ』も『スノーピーク』も定価は同じなのです。スノーピークがぼったくりをしているわけではないんです。以下にそれぞれの公式ホームページの商品紹介リンクを貼っておきます。嘘だと思う人は見比べてみてください。それぞれ税込10,890円です。

マキタの『充電式ファン』は割引されて安いため、スノーピークが悪者になっているような気がします。スノーピークの商品はほとんど値崩れしませんからね。

私たちは消費者なので、値段が安いマキタの方が気に入ればそれを買えばいいし、少し高くても、デザインや色味に魅力を感じればスノーピークのフィールドファンを買えばいいのです。それぞれに良さがあるんです。

スノーピークの焚き火台などは名作です。めちゃくちゃいい商品を自社で開発していますが、バーナーやストーブなど、OEMが多いのも事実です。

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買うべき!こういう人には超おすすめ

何を隠そう、マキタのバッテリーを既に持っている人には超おすすめです。

マキタはバッテリーが共通で使用できる商品展開をしています。つまり、電動工具などを既にお使いの方は、バッテリーを追加購入することなく『フィールドファン』をバッテリーで使うことができるのです。

やっぱりデザインや色味がめちゃくちゃかっこいいので、マキタのバッテリーを既にお持ちの方は、3千円程度高いお金を出してでも、スノーピークの『フィールドファン』を購入する方がいいのでは!?というのが我が家の意見です。ご参考までに。

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